東成瀬村 滝めぐりと芋の子鍋体験

実施日:平成25年10月26日(土)

 

 1回目となる東成瀬村ツアー。「日本で最も美しい村」連合に加盟している東成瀬村の美しい風景を存分に堪能してもらうため、1年で最も美しい紅葉シーズンに「不動の滝」「天正の滝」「赤滝」という三つの名瀑を案内する(実際は、天候の関係で残念ながら赤滝見学はできなかった)。

 

 昼食は、東成瀬村名物の芋の子を使った鍋を味わっていただき、締めくくりは、ちょうど同日開催されていた東成瀬村産業祭会場(村民体育館)に立ち寄り、買い物を楽しんでいただくという行程。

7:45 秋田県庁出発、秋田駅東口経由で東成瀬村へ。

9:35 田子内橋 到着。

まず車中からその特徴的なアーチ型を眺めてもらう。

この田子内橋は、昭和10年に木造橋から当時では珍しい強固な鉄筋コンクリートアーチ橋に建て替えられた。それ以降、老朽化に伴う取り壊しの話も出たが、村人の思いと国の理解により、原型を活かしたまま昭和62年に改修、平成16年には国の登録有形文化財に指定されている。

現在も生活道路としてその役割を果たしている、村の大切な財産、田子内橋。実際に橋を歩いてみてもらい、ガイド藤原優太郎さん(あきた山の學校)のお話を聞いてもらった。

10:05 不動の滝 到着。

ここは東成瀬村の人気イベント「仙人修行」が行われる場所。

仙人修行とは、“仙人の村”という東成瀬のキャッチコピーにちなんで、

毎年夏に開催されているもの。参加者は東成瀬の自然の中で、断食・

座禅・滝打たれ等の修行体験を行い、修了者には仙人認定書が授与

される。この滝打たれが、ここ不動の滝で行われている。

この滝は、流れ落ちる様をぎりぎりまで近づいて見ることができるため、

                             参加者たちはその迫力に圧倒されていた様子だった。

10:45 なるせ加工研究会 到着。買い物。

※なるせ加工研究会・・・東成瀬村で20年以上にわたって添加物をできるだけ使用しない

 安全・安心にこだわったさまざまな加工品作りに取り組んでいる団体。

 「手作りケチャップ」や「つまみそセット」が「農林水産大臣賞」を受賞している。

11:10 天正の滝 到着。

東成瀬三名瀑のふたつめ、天正の滝を見学。合居川(かっきょがわ)沿いに進んでいくと、落差20m以上の見事な滝が現れる。これが、天正年間に発見されたことがその名の由来となっている、天正の滝。周囲は自然公園として整備されており、本来であれば階段を降りて滝の近くまで行けるのだが、このときは残念ながら雨脚が強くなってきたため、安全面を考慮して、上から見下ろす形での見学となった。それでも、滝と紅葉の素晴らしい景色に参加者からは歓声が上がった。

12:00 まるごと自然館 到着。【昼食:芋の子鍋体験】

鍋体験では、地元のお母さんおふたりに手伝っていただいた。参加者は、東成瀬流の芋の子鍋の作り方について様々な質問を地元のお母さんに投げかけていた。秋田市などでは芋の子鍋といえば味噌味が一般的のようで、東成瀬はじめ県南部で食べられている醤油味の芋の子鍋は新鮮だったようだ。

この日の昼食のメニューは、芋の子鍋、わらびの煮付け、漬物各種、巻き寿司、赤飯、あずきでっち、りんごなど。

※あずきでっち…東成瀬の代表的な米菓子で、かつては祝い事や農繁期の後などに作られていた。現在でも、お茶請けとして作られている。あずき、もち米、砂糖を練って作るのだが、練るときに「でっち、でっち」という音がすることから、「あずきでっち」と名づけられたという説がある。

メインの芋の子鍋はもちろん、その他の料理も非常に好評で、地元のお母さん達のおもてなしに対する感謝の言葉が多く聞かれた。

13:40 ビューポイント栗駒、夢仙人大橋 到着。

昼食の後は、三名瀑の3つ目である赤滝を見学する予定だったのだが、あいにく雨があがらなかったため、安全を考慮して、滝の見学は残念ながら中止とさせていただいた。赤滝そのものは直接見学できなかったが、現地ガイドの備前源一さん(エスコーター岳遊会)が、赤滝までの行き方を説明してくださり、「赤滝は、いずれダムの底に沈んでしまいます。それまでに、ぜひ直接見に来てください」と話していた。

 赤滝が見られない代わりに、備前さんの案内でビューポイント栗駒へ向かった。ビューポイント栗駒は、見晴らしの良い場所に設置されている展望台。天気は良くないものの、眼前に広がる紅葉に感激する参加者の姿が多くみられた。

 その後、バスは国道342号に新たに誕生した”夢仙人トンネル”を抜けた先の”夢仙人大橋”に向かった。

この橋は、建設中の大規模なダムの上に架かる橋だけあって、相当な高さがある。周囲をぐるっと紅葉の山に取り囲まれているように見え、その景色に圧倒される参加者。かなりの強風だったが、カメラを手にした参加者は時間を惜しむように、出発時間ぎりぎりまでシャッターを押していた。

14:40 産業祭 ~なるせ物産まつり~ 到着。

ツアーの締めくくりに、東成瀬村民体育館で開催されている産業祭に立ち寄った。

ここでは、地場農林産物や特産品などの物産販売がされており、参加者の中には、昼食で食べた芋の子をさっそく購入する人もみられた。

 

 

16:30 秋田駅東口 →  秋田県庁 到着、解散